これは肩書を持って人が変わってしまうこともしかり、肩書によって対応や態度を露骨に変える人もしかり。
肩書はその人を評価する基準ではない
でも肩書ってそんなに重要ですか??肩書を気にする(重視する)人ってその肩書基準で考えてしまうから、その人の本質を見抜けていないことが多いように感じます。肩書よりもその人の人間性だったり、考え方、行動力など見なきゃいけない部分はたくさんある。肩書に振り回されている人を見ると「なんだかなぁ~」っと思ってしまいます。
もちろん組織を構成する上ではある程度の役職(肩書)体制は必要ですが。
そんなことを思いながら、心に思ってたことをめちゃくちゃ代弁して頂いている記事を見つけました。
‐プレジデント2019.11.1より抜粋●人が変わったと言われる部長・役員編
(悩み)昇進した途端「偉そうな態度をとるようになった」
と悪評が広まっているようです。部下の数が増えるのですから、
周囲への態度が変わって当然だと思うのですが、間違っているでしょうか?
<アクサ生命社長兼CEO 安渕聖司 さんの回答>
肩書とは「誰が偉いか」を決めるものはなく、その人が組織の中で果たすべき「役割」を示します。私は社長の肩書がついていますが、それは会社の中で一番偉いという意味ではなく「経営や組織全体を最も大きな視点で捉える役割」をもらったということ。その役割を頂いたことはとても嬉しく思いますが、肩書さえあれば人がついてくるわけではありません。周囲の信頼や協力を得られるかどうかは、自分の力次第なのです。
>肩書とは「誰が偉いか」を決めるものはなく、その人が組織の中で果たすべき「役割」を示します。
本当にこの一言だと思っています。
部下が多いとか給与が高いだったりとか肩書がつくと変わるものもあります。ただ「肩書(役職者)=偉い」ではないんです。組織の中で役職者だけでできる仕事なんてありません。役割分担でそれぞれが動くのが組織であり、それによって支えられていることを忘れてはいけません。
肩書をゴールにしない
肩書がつくことによって傲慢になったり、態度が変わったり、立場に甘んじて努力を怠ったり・・・そういう人ってなんかそこをゴール的に捉えてしまってるんですかね。
肩書で自分を見失ってはいけません。
出世を意識しすぎて人からの評価を気にしすぎてもいけません。
肩書に甘んじて努力を怠ってはいけません。
こういった方を反面教師にして、信頼を得られる人物にならないといけませんね!そして肩書は関係なく、人間性を高めていけば自ずと周囲からの信頼も得られますし、楽しいワークライフを送れるのではないかと私は思います。