〇〇だから不動産が売れない。〇〇だから営業成績が上がらない。はやめよう!|ウェブメディア【博士.comチャンネル】

(PR)クラウド動画作成ツール「メディア博士」は3STEPで作り放題!あらゆるビジネス動画を簡単に!
ひとつ前のページへ戻る

〇〇だから不動産が売れない。〇〇だから営業成績が上がらない。はやめよう!

先日Twitterにこんな情報が流れてきました。
 

【速報】中古マンションの成約件数
2020年4月(5月15日発表)
レインズ月例速報・前年同月比
東京都 -55.3%
埼玉県 -40.8%
千葉県 -52.7%
神奈川県 -52.1%


これを見ると、中古マンションの販売が前年対比で大幅に落ち込んでいることが見受けられます。

こういった情報を見てしまうと「あ~コロナウィルスの影響もあるし家なんて買わないよな~」と認識してしまう人がいます。さて、果たして本当にそうなのでしょうか?

今回は「〇〇だから不動産が売れない。〇〇だから営業成績が上がらない。はやめよう!」ってことについて書きたいと思います。

①成約数は落ち込んではいるが、全く売れていない訳ではない!

上記において大幅に落ち込んでいると書きましたが、全く売れていないとは言っておりません。

ただ売れない営業マンほど
販売が落ちこんでいる=全く売れない
と認識してしまう人が多いように見受けられます。

事実上記には記載されていませんでしたが、レインズ月例速報の成約数を見ると
 

【速報】中古マンションの成約件数  2020年4月(5月15日発表)
レインズ月例速報・前年同月比
東京都  成約件数812件 -55.3%
埼玉県  成約件数223件 -40.8%
千葉県  成約件数204件 -52.7%
神奈川県 成約件数390件 -52.1%


売れているんですよね・・・。
ようは売れている会社・営業マンはこのような状況でも成約を出しているのです。
上記成約件数がならば全く売れないと認識するのは仕方ありませんが、事実売れている営業マンがいる以上、全く売れないと認識せずに売る方法を考えるべきでしょう。
 

②このデータは中古マンション成約データであって、新築一戸建ての成約データではない

このデータをよく見てみるとあくまで不動産全般ではなく中古マンションの成約データになります。
それなのにもかかわらず、売れない営業マンは
中古マンションが売れない=一戸建ても売れない・不動産全般が売れない
と認識してしまう人が多いようです。

本当にそうでしょうか?

レインズ月例速報の新築一戸建ての成約データを見ると
 

新築一戸建ての成約件数
2020年4月(5月15日発表)
レインズ月例速報・前年同月比
東京都 成約件数62件 -49.2%
埼玉県 成約件数94件 11.9%
千葉県 成約件数88件 -2.2%
神奈川県 成約件数146件 -37.6%


これを見ると東京都・神奈川県では新築一戸建てにおいても中古マンション同様成約件数が落ちていると言えるでしょう。ただ、埼玉県では逆に増え、千葉県においても微減といったデータになっています。
もし中古マンションのデータを見て新築一戸建ても売れない・・・と思ってしまう営業マンがいたらとんでもない話ですよね。

ちなみに
新型コロナウイルス感染症対策の「特定警戒都道府県」に指定されている下記地域での新築一戸建ての成約件数
 

大阪府 成約件数102件 -15%
兵庫県 成約件数109件 -9.2%
福岡県 成約件数87件 -9.4%
石川県 成約件数24件 4.3%


となっており、千葉県と同様に微減となっています。
ということはそこまでコロナの影響で売れないということにはなっていないのです。
ここでも、もし東京都で物件が売れていないから大阪府も売れないっと思っている営業マンがいたら・・・今すぐ考えを改めるべきです。
 

自ら「売れないモード」に陥らない

先日弊社クライアントの社長さんからこんな話を聞きました。
「お客さんからコロナがあるしちょっと悩んでいるというような話をもらうと、そうですよね~っといって諦めてしまう。それ以降コロナだから売れないと思い込んで他のお客さんにも同様の気持ちで行動してしまうことによってタコ(契約0)になってしまう営業マンがいる。でもお客さんからの反響数(物件問い合わせ)は全く減っていない!ようは気持ちなんだよ!」っと。

まさに①②で述べたような影響をお客さんから受けて、自分自身で売れないモードに陥ってしまっている事例ですよね。

ちなみに別の会社さんからは
いや~全然影響ないですよ~。なんかお客さんがコロナを断り文句に使ってる感じですよね~(笑)」っと。
こーいった会社も事実存在するのです。

人間って不思議で「〇〇だから不動産は売れない」と自分で思ってしまうとその通りになってしまうんですよね。逆に「大丈夫!絶対に売れる!」と思っていれば自ずと売れてくるものです。だから自分で売れないなんて絶対に思わないことです。

当たり前ですが、経営者はコロナだから売上が下がっても仕方ないなんて思っていません。どのようにすれば物件が売れるのか?を真剣に考え行動します。ただ、売れない営業マンはこんな心理になってしまう人が多く見受けられるので徹底的に意識改革が必要でしょう。

これは不動産営業に限らず、他の業種でも言えることです。
〇〇だから営業成績が上がらない・・・と言い訳を言う前に、どうしたら営業成績が上がるのか?何を変えたらいいのか?を考え行動するべきです。

ちょっと不謹慎かもしれませんが、むしろコロナウィルスが蔓延したことで色々考え直せる機会を得たと私は思っています。ピンチをチャンスに!と思って、新しいことにチャレンジし今まで見えていなかったものを見つけてはいかがでしょうか?
New article
All Tags
c Hakase.com