WEBデザインというものも今後変わるのだろうなと思うこともしばしば。
そんな中、6月にAdobe Photoshop Cameraがリリースになったと聞き、
さっそくDLして使用してみました。
一発で高度な加工が可能に!
背景や青空を変えるカメラアプリは数多くありますが、機能としては、他の画像加工アプリより優れているのではないでしょうか?
ちなみに加工したのがこの画像です。
一発で
良い点として、
・Photoshopの加工が一発で反映される便利さ
・細かい効果、特に明るさや暗い部分のハイライトの入れ方が上手
・個々のクオリティも高いまた、DLすることで増やせる
・かなり細かいトリミングを自動でしてくれる
・人物などのAI判定の精度がいい気がする。
・ユーザーが自ら画像補正の効果を作成することも可能
・クリエイターによって画像補正の効果が今後週一で増える
まだ使ったばかりですが、
SNOWなどのカメラアプリを使うと私は、
正直あの人物加工や背景加工の不自然さはちょっとやりすぎだと思ってしまいますが。
Adobe Photoshop Cameraの方が、自然に加工できると思います。
(当然、選ぶ画像効果にもよるので違いますが、、、ファンシー的な効果も中にはあるので)
ちなみに同じ画像を星空にすると
星空が不自然ですが、夜加工にも一発で・・・
photoshop APIベータ版も体験!
また、このアプリで遊んでいる途中で、photoshop APIなるものがベータ版で出ているのを発見しました。
このAPIが元となってきっとアプリなども製作しているんだと思いますが
https://www.adobe.io/apis/creativecloud/photo-imaging-api/api-demo.html
※こちらからデモを体験できるので気になる方は見てみてください。
画像を元に、動物や、人物の切り抜き、写真を重ねるマスクなどの効果、
画像中のテキスト、サイズやフォント、色を変えられる、
また画像を最適な明るさにしてくれるAuto Tone
などphotoshopの機能の限られた部分ではありますが、使用できます。
画像加工については、かなり豊富なアプリが出ていますし、
Adobeが出しているだけでも簡単な動画編集までできるものと様々です。
技術的なことが自動でできるようになったとき、
デザイナーに求められること
今後、AIが自動で判定して、画像の一部を入れ替えたり、編集でき、WEBデザイナーでないと今までできなかった画像編集が、
アプリで一発、AIで違うイメージのものを一瞬で作れ、
今後さらに精度が上がり、実際の仕事に提供できるレベルになった時、
画像加工ソフトとしてのAdobeというより、
WEBデザイナーがAdobeという時代がすぐ来るのでは?
では今後WEBデザイナーとしてどんな働き方をしないといけないか?
恐らく求められるものは、画像を0からデザインし作れなくてもいいが、
自動で作られる多数の画像の中から、
・どんなデザインであればユーザーに求められるか選択できる
・何が今の課題に対して最適なデザインか提案できる力がある
というWEBデザイナーが今まで頭の中で考えていたことを発信する力なのかなと思います。
そうなった時に考えればいいのではなく、
今から今後のWEBデザイナーの働き方を考えておきたいものです。