ただ、動画活用は大事だと思っているけど、なかなか活用できていないという企業をよく耳にします。
今回は「動画活用は大事だと思いながらもなかなかスタートできない企業が多い理由」について書きたいと思います。
いち早く動画活用をスタートするためには
早速ですが、結論から申し上げますと、経営者(決定権者)が動画を活用することを決断できていないからです。まず冒頭で申し上げた通りマーケティング担当者は動画活用の重要性を理解している人が多いようです。
「マーケティング担当者に聞いた動画活用に関する意識調査」(GMOプレイアド株式会社・GMOリサーチ株式会社)によりますと、
プロモーション活動におけるインターネット広告について、56.0%のマーケティング担当者が「重要性が増す」と回答。さらにその内の78.3%が、特に重要な広告の種別を「動画広告」とした。
上記はインターネット広告における動画広告にフォーカスしておりますが、動画活用全般においても重要性は増していると考えている傾向にあるでしょう。
■動画広告の実施における課題や不安として、最も多いのが「視聴者が受けた印象について明確に知る術がない」(34.2%)であり、次に多いのが「視聴者が持った理解度を明確に知る術がない」(30.2%)であることが分かった。
~効果的な動画活用は視聴者が受けた印象と理解度の把握、そして動画制作工数の確保が課題~
そして動画活用の懸念点として上記のことが挙げられています。
広告としての動画活用であれば、コンバージョンにつながったかどうかなどある程度指標を見ることは可能ですが、例えばプロモーションとして動画を活用するとなった場合になかなか「効果」といった部分を伝えることは難しいのです。
また、懸念点として挙がっている「視聴者が受けた印象について明確に知る術がない」という点や効果についてマーケティング担当者が上司や経営者から追及された時に回答が難しいのが現状です。
つまりマーケティング担当者から経営者(決定権者)に動画活用を提案することが難しい傾向にあるのです。よって動画活用は大事と思いながらもなかなかスタートできない企業が多い状況が発生しています。(優先順位が上がりづらい状況でもあります)
つまり動画活用をいち早くスタートするには経営者(決定権者)が動画を活用することを決断して会社として活用をスタートするべきだと私は考えます。
以前、レッドオーシャン化した業界「ホームページ制作会社」は今後生き残れるのか?生きるためには?でも少し書いたのですが、15年前ホームページを活用している(持っている)会社はほんの一握りでした。
そしてその時代の経営者は
「ホームページがあるに越したことはないけれどどこまで効果あるの?」
「費用や人件費をかけてまでホームページを活用する必要あるの?現状で十分では?」
といった声が・・・
お気付きになった方もいるかもしれませんが、ホームページを動画に置き換えると、
「動画活用するに越したことはないけれどどこまで効果あるの?」
「費用や人件費をかけてまで動画を活用する必要あるの?現状で十分では?」
こんな声聞き覚えありませんか?
そうです。今ではホームページって必要?という声は当たり前ですが聞くことはありません。そして動画活用も15年前のホームページと同じ状況にあるのです。必ず数年で企業の動画活用は当たり前になるでしょう。
さまざまな用途に使える動画で先行の利を
どうせやることになるならば先行してやるべきです。15年前にホームページをいち早く導入した企業は先行の利を得ることができました。動画も同様でしょう。動画活用方法についてはまた別で書こうと思いますが、下記のように用途は様々です。
・動画広告
・YouTubeチャンネル
・SNS動画
・プロモーション動画
・ホームページ(自社サイト内)での動画活用
特に先行している企業はホームページ(自社サイト内)での動画活用をスタートしています。
BEAMS
朝日建設 やるぞうTV
博士.com採用サイト
今後動画活用をすることになるのであれば是非早めに決断をして会社として動画活用をスタートしてみてはいかがでしょうか?
なによりまず始めてみることが重要です!
<参考リンク>
動画制作・動画編集は動画作成ツール【メディア博士】
ゾンビですらできる動画制作!