物件を探しているユーザーが見たい内容と動画の活用方法
不動産物件探しをしているユーザーが内覧動画で希望する内容のデータを見てみましょう。①部屋の中を実際に移動し導線が分かる動画
②リビング・各居室全体を映した動画
③キッチンや水回りの設備を稼働させてる動画
④収納スペースの中を映した動画
⑤最寄り駅から物件までの道順を案内した動画
⑥部屋からの眺望を映した動画
⑦最寄り駅周辺の動画
⑧エアコンやコンセントの位置がわかる動画
⑨取り扱い不動産会社の紹介、担当営業の紹介
不動産企業が取り組むべき物件紹介動画のポイントは、
実際に物件案内をしているようにユーザーの目線で撮影する事です。
また作成した動画の活用方法としては
自社HPの物件紹介に埋め込む
内覧動画の特集一覧ページを作る
ポータルサイトに掲載する
SNSにアップする
YouTubeに掲載する
など様々な活用の仕方があります。
これからは不動産ビジネスに動画を活用していく時代です。
動画活用にYouTubeを利用するメリットとデメリット
動画を活用していく中でYouTubeを利用する不動産会社が増えてきていますが、
不動産企業がYouTubeを利用するメリットとしては、
一番は動画という情報量の多いコンテンツで顧客にアピールできる事です。
テキストと静止画と比べ動画の情報量は5000倍と言われています。
物件紹介動画をイメージしても写真だけよりも、
動画の方が物件のサイズ感を立体的に見せる事ができ、
言葉だけで伝えられない事を実際の目線で情報化して伝える事ができます
また、YouTube自体がGoogleのサービスのため、
Google検索に動画が表示されることが増えています。
皆さんも何か情報を検索した際に検索結果に動画が表示するケースや
Webページが動画と連動している事が特に最近の傾向として多いと思います。
Googleが掲げるユーザーファーストの考え方は、
Googleはいつでも、有益で関連性の高い情報をユーザーに提供することを目指しています。
先に述べたようにテキストと静止画よりも動画の方が情報量が多くユーザーに有益であるなら
検索結果に動画が優先的に表示される事が理解できますし今後その傾向は加速すと考えられます。
逆にYouTubeを利用するデメリットを考えてみると、
関連動画を制御できないため、ライバル会社の情報が一緒に表示されたり
企業が発信する信頼性の高いコンテンツに素人が投稿した質の低い動画が並ぶことがあります。
また、YouTubeチャンネルの開設の仕方や動画投稿する際に
検索にかかりやすくするためのタイトルやタグ付け、再生リストの設定など
ある程度VSEO(Video Search Engine Optimization)動画SEO対策の知識が必要です。
さらに不動産動画で炎上した例があるように、
故意でなくとも不適切な内容の動画が社員によって投稿される可能性があります。
企業コンプライアンスを守るルールや動画投稿のフローも必要です。
企業がYouTubeを利用するデメリットもありますが、
世界で一番の動画プラットフォームを利用するメリットの方が上回ると考えるのであれば
企業としてYouTubeを活用していく事を推奨いたします。
またYouTubeの活用と並行してデメリットを補完しさらに相乗効果を高めるために
自社で動画メディアを運用し自社コンテンツとして
動画を活用していくことを何より推奨いたします。
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